藤井名人の勝利。本局も両者とも時間に余力を残しての決着となった。
 局後、挑戦者・糸谷九段がしきりに「前へ前へ出ようと思ってた」と語ってたのが印象的。それ故、封じ手も☗1五歩だったのだろうが、結果的にこれが敗着だったような気がしないでもない。とにかく糸谷九段は常に歩切れであった。(というか、常に持ち駒がない状態。)そこで1筋の歩まで切ってしまう事に一体どんな狙いがあったというのか。よく分からない。対して、藤井名人は常に歩を潤沢に持っている状態。この違いってどこからくるのか。不思議だ。藤井にはいつも自由に使える歩がある(笑)。これが勝敗を分けたポイントなんじゃねえのけ??
 やーそれにしても、☖4五歩~☖5三桂の組立ては凄かったねえ。これが「大局観」っていうやつか。こっちの狙いもさっぱり分かんなかった(笑)。が、とにかくスゴイ構想だということは分かった。
 名人が3連勝。ここから藤井が4連敗するのは非常に考えにくい状況である。が、面白い名人戦となっていることは間違いない。両者とも「面白い将棋」を作ろうという点で、波長は合っているのだろう。天才同士だねえ。





投稿者

エヌ氏

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