TVアニメ『淡島百景』完走。今シーズンのアニメの中では、これが一番良かった。前にもチラッと書いたけど、このように同一の出来事を立ち位置を変えて反芻するという形式は、私にとって『ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~』第2話以来の体験であった。ちょうど昨日、NHK-BSで映画『羅生門』が放送されたけど、そんな感じかな(←たぶん全然違うぞ)。ミステリーの手法を非ミステリーに用いると、すげー効果的だよね。って、そーゆーことが言いたいんじゃなく、
 エピソードの羅列で構成されている作品で、まあ正直、誰が誰かもよく分からないままボーっと見てたわけである。一度見ただけでは理解できないように作られてるっぽいから、どっちみちそれでいいのだろうが。。たぶん各エピソードって、少しずつ重なっているんだよね(←こんな程度です)。ただ、思うに、最初に重い話をやって、後から軽めのエピソードをやるってのは作品全体を成功に導いていた。一般的に、普通は逆なんだろうけど。(そうでもないのかな??)単に時系列的に、昔の方が状況が厳しかったというだけなのかな??いや、重い話の後に軽めのエピソードをやると、その軽さが生きてくるんだよ。軽い話を先にやって、重いエピソードを後にやっちゃうと、最初の軽さは全然死んじゃうんだよ、たぶん。もちろん描き方にもよるんだろうけど。そこで思い出されるのが、3年前の大河ドラマ『どうする家康』である。個人的にはなかなか良かったが、世の中からは酷評された。その要因はいろいろあろうが、最初に大迫力を出さなかったのが最大の原因だと私は今でも思っている。トータルで「重さ」を目指すなら、最初に重さを示さなきゃダメなんだよ。
 って、そーゆーことすら実はどーでもよく。なんつーか、味わいがサイコーだったよね。味わいを味わうためのアニメだったように思う。俺はこーゆーのが好きなんだな、と自分で思った。小学生の時、廊下で先生に怒られてるような折、壁に貼られている誰かが描いた絵の中に没入していってしまうような、例えばそういう感覚。例えばだよ例えば。そーゆー感覚を存分に楽しめた。我々年寄り向けの作品ということだったのかな、笑。

 『左ききのエレン』も終わった。どー考えても淡島よりこっちの方がハードだが(笑)、最初の数話分を視聴しそこなってたので、今度の日曜からBS日テレで始まる再放送をちゃんと見るわ。チャレンジし直す!まずは足腰だな。



投稿者

エヌ氏

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