ここ数年、我が家のトイレに貼るカレンダーは雑誌「LEE」の花のカレンダーと決めているので、急いでズボンを穿いて自家用車で書店へ買いに行くのであった。
問題はBGMだが、ザ・フー『四重人格』にするのであった。冬の定番である。
相変わらずいつ聴いても「リアル・ミー」のキース・ムーンはすげえな。しっかしこのアルバムは一体どうやって録音したんだろう?一発録りなのだろうか、重ね録りなのだろうか?ホーンセクションは後から入れたとしても、バンドのこのグルーヴは一発録りでなきゃ作り出せないと思うのだが。一方でカッキリしてる演奏だし。私の常識だと重ね録りの場合、まずドラムスから録ると思うんだけど、何もないところでキース・ムーンが1人で「リアル・ミー」を叩いてるなんて想像がつかない。どーゆーふーにして録音したんだろ??(←たぶん俺、ものすごくアホなこと書いてますよね、)
さて書店に着いて「LEE」と対峙したところ、今に始まったことではないが、通常版とコンパクト版がある。通常版が1150円、コンパクト版が860円だ。付録のカレンダーがとにかく欲しいのでコンパクト版で十分、こいつを2冊買おうと思ったのだが、通常版にはほかに「洗練ブラウンキルティングトート」なるものが付録で付いている。つまり1150円-860円=290円でトートバッグが付いてくるということだな、とその場で暗算し、もしかして通常版の方がお得なのではないかという考えが頭をもたげ、悩んでしまった。この手の雑誌の付録のトートバッグのようなものは私はもう山ほど持っているので要らないのであるが、母親に呉れてやろうかと考え、結局、通常版とコンパクト版を1冊ずつ買うことにしたのだった。同じ雑誌の大判と小判を両方買うのは傍から見れば不穏な振る舞いなので、とは言え小判の方を2冊買うのもどっちにしろ不穏な振る舞いなのだが、てかそもそも女の人の雑誌なわけだからレジの人に怪しまれてしまうのはいかがなものかと思い、カモフラージュのためゴルゴ13の大判総集編も一緒に購入するのであった。効果はてきめんで、レジの人に特に咎められるようなことはなく、無事に会計を済ませることができた。
帰宅してから気がついたが、通常版とコンパクト版ではカレンダーの大きさも違うのであった。ガーン!!
母親にトートバッグをあげたら「呉れるのならもらっとく」と述べたのであった。ガーン!!
ザ・フー最高!! ロジャー・ダルトリー最高!!(笑)
朝食:
晩飯(笑):