先日、車の中でたまたまジャニス・ジョプリンの『パール』を聴いていたら、自分はまだ『チープ・スリル』をまともに聴いたことはないなあと思い、夏だし、と思いネットで中古CDを注文してたところ、そいつが届いたので実際に聴いてみるのであった。
ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニー『チープ・スリル』。
私は、渋谷陽一「ロック ベスト・アルバム・セレクション」(新潮文庫)をバイブルにCDを買ってきたが、ようやくこのアルバムに辿り着いた。実際には大昔にレンタルCDで部分的に聴いてはいたが、それはジャニスのベスト盤であったのだろうか、「心のカケラ」「サマータイム」「ボールとチェーン」は入っているが、肝心な曲が入っていないという、そういうCDであった、確か。なので、1曲目の「ふたりだけで」を聴くのは、これが初めてなのである。
やっぱライブ・アルバムの1曲目はこうでないと。「Combination Of The Two」。4人のジェントルメンと最高にイカシた女。これを聴かなきゃ始まらなかったのだ。
んで、これは常識なのかもしれないが、解説書の表紙がアルバム・ジャケット(あのRCがパロったやつ)の日本語バージョンなのな。これは楽しい。「こんなカッコいい演奏と歌をやってんのヨ!!」だと。
そうなると、チープ・スリルってのはどういう意味なんだろ。チープなスリルという意味だろうか。←Get Wildかよ、
何かのTV番組の書評コーナーみたいなやつかなんかで見て、ずっと心に引っかかってたんだけど、北野武『浅草迄』をネットで注文してたところ、そいつが届いたのであった。
実際に少しだけペラペラめくってみると、35分くらいで読めてしまいそうな、2編の小説と1編の随筆であった。椎名誠『哀愁の町の霧が降るのだ』みたいに長くはない。が、これはじっくり読みたい。夏休みの課題図書にしよう。ずっと夏休みだけど。
藤井聡太は酒はほとんど嗜まないそうだが、1ヵ月に1回ぐらい梅酒の炭酸割りを飲むそうである。そんなもの私は飲んだことがないので試しにやってみたらすげー旨かった。やっぱ天才だな藤井は。