明後日、新車の1ヵ月点検なのだが、それまでにマイルを稼いでおこうと街へドライブに繰り出すのであった。
問題は車中のBGMであるが、RCサクセション『楽しい夕に』にするのであった。1972年当時のビンボー臭さがレトルトパウチされてる秀作。長い曲と短い曲の配置が絶妙だし。なして『シングルマン』ばかり評価され、こっちの方は見向きもされないのかという気もしないでもないが、うむ、まあムリだね(笑)。すんごく良い曲もあるんだけど、「ぼくの自転車のうしろに乗りなよ」とか。まあ『シングルマン』が素晴らしすぎるから、比較すること自体がアレなのだ。
RCサクセション最高!!
全然話は変わるが。
毎朝海辺を散歩しており今日も散歩したのだが、歩いているうち一体どういう連想が働いたのか、まったくもって意味不明だがTVアニメ『マグネロボ ガ・キーン』の主題歌「たたかえ!ガ・キーン」が頭の中に流れたのであった。
いいんだけど、問題なのは水木一郎&堀江美都子のオリジナルではなく、誰が歌ってるのかよく分からない「本人歌唱」じゃないバージョンの方で頭に流れたのよ(笑)。
放映当時、私はこのアニメを見ておらず、歌だけ聴いてたのよ。それが、よく分からないまま当然「本人歌唱」だと思って買ったカセットテープで。子ども心に、なんじゃこりゃー、びっくらこいたような記憶があるが、ところが繰り返し聴いてるうちに耳に馴染んできて(笑)。
伴奏からして全然オリジナルと違うんだけど。
例えば、A面の1曲目が「キャンディ・キャンディ」。イントロがこんな感じ:
これが慣れてくると良かったのよ(笑)、子ども心にも。なんでもそうだけどね。クラシックでもロックでも。
して、キャンディ・キャンディの次に入ってるのがガ・キーンの主題歌だったのさ。
こんな感じ:
あたしゃオリジナルを知らぬまま、こっちの方で聴き馴染み、曲を好きになっちまったのさ(笑)。
オリジナルはこれ。
水木一郎と堀江美都子様:
当然こっちの方が洗練されてるし、カッコいいのだが。何しろ水木+堀江だし。でも洗練され過ぎてて、生きるか死ぬかのロボットアニメの主題歌として迫力に欠けるんだよね。ずっとその気持ちが抜けきれないまま今に至ってるんだわさ。どーでもいーんだけど。
ようするに、本人歌唱じゃないものにも、面白いもの、味わいのあるのがいっぱいあるってこと。
でも『マグネロボ ガ・キーン』のエンディング曲「猛と舞のうた」は水木一郎+堀江美都子に敵うものなし。当たり前だ。

