昼食休憩前から面白い将棋になったと思っていたら、何てこたあない、既に終盤に突入していたのであった。午後に入り、永瀬九段の☗3一角に対し、藤井王位が100分もの長考で☖1三角。ちょっとこれは苦しい展開のように見える。評価値も永瀬に振れている。しかも前局同様、時間を使っていない。こりゃ今度こそ永瀬の圧勝になるのかと思ってたら、そこから永瀬が延々長考。結局160分経過してそのまま封じ手。時間調整にしては不自然に長すぎるし、それ以上に、☖1三角を軽視していたなんて思えない。次は☗4二龍の一手しかないのだが、何か考えているのだな。しかし、自分が変なところで時間を使うと、相手にも考える時間を与えてしまうことになる。そんなことは百も承知。手が進んでいない間もAIの形勢判断は微妙に揺れ動いている(笑)。まだどうなるか分からない将棋だということだ。ここから70~80手ぐらいかかるのかもしれない。とすれば藤井有利のような気がするが・・。!もしかして藤井はそれを狙っているのか?まさかねえ・・・、

