藤井棋聖の実質的な完勝。ほぼ直線状の藤井曲線。これは挑戦者・杉本六段にとってはキツイ。藤井七冠に対し、普通に飛車を振ってはならないということだ。もちろん安易な気持ちで振ってるのではないのだろうが、普通の感覚で指していてはダメということ。藤井相手に振り飛車をするなら、変な振り飛車にしなければならないのである。これは厳しいね。自分が変な人間にならなければ藤井には勝てないということだ。見たところ、杉本六段は謙虚な常識人であるように思われる。人前で変な人間になるのは大変な事であろう。だが、藤井に勝つにはそういう覚悟が必要なのだ。恐ろしい話である。変な人間になれと言われ、簡単に変な人間になれるものではない。
僕はどうしてこんなことしてしまうんだろう
いつしかまぶしい 男の光
せっかく海から出てきたお日様が雲に隠れようとしている情景
そして第二の日の出
