今日は手帳のカレンダーに印まで付けておいた『僕とロボコ』第㉓巻の発売日である。以前、コミックス売場に平積みされていたにもかかわらず見つけられなかったことがあるので予めインターネットでどんな表紙なのか確認した上、急いでズボンを穿いて自家用車で書店へ向かうのであった。
問題は車中のBGMであるが、高橋幸宏『Saravah Saravah!』にするのであった。購入直後の頃は、やっぱ旧録音の方がいーなーと感じてたのだが、単に聴き慣れていなかったに過ぎなかったかもしれない。今日はさほど違和感なく聴けた。とは言えやっぱ「サンセット」とかは旧録音の方が良いかな。当時まだ若者だった幸宏が既に人生を知り尽くしてるかのように達観した面持ちで歌ってるところに惚れている。でも新旧とも、やっぱ名曲揃いの名盤だわ。思わず感動してしまった。
高橋幸宏サイコー!!世界一お洒落なミュージシャン!!
さて書店へ到着し㉓を探すと、すぐ見つかった。だがこれ1冊だけレジに持って行ったのでは、いかにも失業者風情のアロハシャツに短パン姿の変なオッサンが子供向けのギャグ漫画の最新刊を発売日当日である平日の開店直後の本屋にわざわざ買いに来やがったと思われるのが癪なので、カモフラージュのため道の駅完全ガイドブックでも一緒に購入しようかなとも考えたが、ここは勇気を振り絞り、第㉓巻ただ1冊を何食わぬ顔でレジに差し出すのであった。
レジの人には特に怪しまれず会計を済ませることができ、事なきを得た。
帰宅後、開放的な気分で裸になってひっくり返り、実際に4話ほど読むのであった。
ちょうど昨日の大河ドラマ『べらぼう』に、「素人も面白え、けど通も唸る」というセリフが出てくるが、そういう作品だと思う、『僕とロボコ』は。甘いかな。ってゆーか、ほかの漫画を読んでないから、正しい評価は本当はムリ。
愛でながら読みます!


