先日のEテレ「クラシック音楽館」で放送されたN響第2041回定期公演でタルモ・ペルトコスキなる指揮者によるマーラーの交響曲第1番を聴いて、えらい指揮者が現れたものだと感銘を受け、こりゃ今までに出ているCDを買わねばならぬなと思い、モーツァルトの交響曲第35・40・36番のCDをネットで注文してたのであるが、そいつが届いたので実際に聴きまくるのであった。頭がモーツァルト脳になった。
25歳の指揮者である。
マーラーは、まあタルモ・ペルトコスキの名演と言うよりは、どっちかって言うとN響の名演と言った方がいいような気もしないでもないが、最初のうち、若いくせに破天荒さがないなあと思ってたら、妙な箇所で妙な表情付けを加えてきやがった、と思ってるうち、ありゃりゃこれはマーラーの音楽の本質を突いてんだわと気づき最後には圧倒された。かなり考え抜かれてる演奏。敢えてきっちり合わせない箇所も設けてるようでもあったし。(←そんなこたあねえか、)
してモーツァルト。だいたいこんな感じかなーと予想したのとだいたい同じではあった。基本的に強弱の対比で攻める感じ。オケがドイツ・カンマーフィルだからなおさらか(?)。あと、マーラーでもそうだったけど、テヌートの張り具合(貼り具合?)が個性的。あるいは挑戦的。
絶対、ロマン派以降の音楽がもっと聴きたい。注目すべき指揮者だ。
何をしでかすか分からない感じのするところが良い。
今のところまだ、ロジャー・ノリントンが何をしでかすか分からないという程度の意味の、そーゆー感じではあるが。でもたぶん変な事をするだけの指揮者じゃないと思う。当たり前だが。
遠くの船がちょい空中に浮かんでるように見える情景
夏の静かな日の出
朝食:

納豆にネギが多すぎるように見えますが・・・

よく混ぜれば、ほら大丈夫。

こわくない、こわくない。
晩飯(笑):
