今日は年金支給日ということで、母に頼まれ、銀行へ引き出しに行くのであった。ATMの始業時間前に到着すると、既に建物の外にまで行列が形成されていた。みな高齢の方々である。オマエさんも大変だねえという仲間意識の目で見られたため、ち、違います俺の年金じゃないっスよ母親の使いで来たんです、だいたい私みたいな若者が年金受給者なワケないでっしゃろ、と口頭で説明しようかと思ったが、それはそれで野暮なので、へえ、こっちもいっぱいいっぱいなんスよ、という顔をして佇んでいた。間もなくATMのシャッターが自動的に上がり、私の番がきた。本当はついでに自分の口座の通帳記帳のような事も行いたかったのであるが、混んでるので、母の年金の引き出しのみに終わらせるのであった。
記帳された通帳をよく見ると、年金支給額が上がっているのであった。物価の上昇にある程度、連動しているものと思われる。このまま物価が上昇し続ければ、我々がもらえる額面もものすごく増えるのかもしれない。たとえマクロ経済スライドがあったとしても、もしそうなったらそうなったで嬉しいような気がするという錯覚。あれ?錯覚じゃねえのかなあ。よく分かんねえわ。錯覚ですよね??
世界の日の出
『十戒』にも似た光のロード

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