フレデリック・フォーサイスが亡くなってしまった。主要作はだいたい読んできたが、長編で一番好きなのは『第四の核』辺りになるか。話のパターンは『ジャッカルの日』とかと同じっちゃ同じなんだろうけど、理解しやすく、読みやすく、かつ実際にスリリングだった印象がある。
短編では何と言っても『シェパード』。戦闘機の操縦不能というサスペンスを描いて、ウルトラセブン『北へ還れ!』と双璧。オチも、まあ味わい深いっちゃ味わい深い。
追悼いたします。
後継者はA・J・クィネルだと思ってたのだが、最近どうしてんねん!と思ったら、クィネルの方がもうとっくに亡くなってたのな。なんかフォーサイスとクィネルがごっちゃになってしまってる。ついでに書くと、全然関係ないが「かが屋」と「さや香」がなんだかごっちゃになる。
スライ・ストーンが亡くなってしまった。スライ&ザ・ファミリー・ストーンはとにかく渋谷陽一が絶賛してたから、私もこーゆー音楽を聴かなければならないと一生懸命『スタンド!』や『暴動』とかを聴いたのであった。
ピーターバラカンが「ファミリー・アフェア」を評し、“モコモコしたサウンド”と表現してたのが忘れられないでいる。“モコモコしたサウンド”という意味が、感覚が、あー俺様には分からない。(いや、気持ちが全然分からないってことでもないんだが。“モコモコ”ねえ。。)土曜日のラジオでの追悼特集に期待する!
今朝のNHKでやったこのニュースから大いなる希望をもらった。この列車に乗る事を、人生の目標の一つにするぞ俺は!!
TRAIN-TRAIN どこまでも
でもたぶん乗らないだろう。
