角換わりからの持久戦。最高峰のタイトル戦らしい重厚な序盤で、互いに相手の手待ちムードとなった。先手番・佐々木勇気八段の飛車先の攻防から、今度は藤井竜王の飛車先の攻防。千日手含みの局面が3回ほどあった。藤井玉は右から左へ転換。本格的な戦いはまだ始まっていない。
 84手まで進んだのに、評価値はほとんど動かず、ずっと互角のまま。ただ藤井竜王、また何か悲観的な未来が見えてしまったのか、浮かないそぶりが見受けられた。ならいっそのこと千日手にしちゃえばいいのにとか思ったり(笑)、後手番なんだし。しかし一方の勇気八段も、よく分からないまま指している模様。少なくとも「研究範囲」からは外れてると思うが、どうなのか。
 当然面白い2日目になるだろうが、手数も進んでるし、なーんか意外に呆気ない決着を迎えてしまうような予感もしないでもない(←こう書いておけば逆になるだろう)。長い2日目にしてほしい。
 さて今回、対局場が京都競馬場。競馬場での将棋の対局は初めてとのこと。時おり場内の景色も映されたりして(競馬自体は開催されていないが)、個人的に非常に興味深かった。よーく考えると、将棋と競馬って、勝負のかけ引きの感覚が似てるかもね。相手の棋風(脚質)に応じて事前に作戦を立て、相手の出方に合わせ臨機応変に反応し、仕掛けどころでは繊細かつ大胆に攻め込む。うん、同じだね。となると藤井聡太って、正に武豊に似てるような気がしてきた。佐々木勇気は横山典弘かな(笑)、いや、田中勝春か(笑)。


 朝食:


 納豆にネギが多すぎるように見えますが・・・


 よく混ぜれば、ほら大丈夫。

 こわくない、こわくない。


 晩飯(笑):