75手で藤井竜王の勝利。結果的に早い終局であったが、こうなると昨日の佐々木八段の指し回しが俄に意味合いを帯びてくる、結果論だが。時間を使わないと時間が余ってしまうのである(笑)。そうか、横歩取りは力戦・乱戦になりやすいから短手数で終わってしまう可能性が出てくるんだね。いやー深いね将棋のタイトル戦って。後手番を引いた時点で佐々木勇気さん、7番勝負の第1局は捨てたということなのかと思ってしまったわ。広岡達朗みたいに。んなことあるわけねーべ、
佐々木八段、昨年の竜王戦では先手番を2勝してるから当然怖い。しかしおかしいな。昨年の方がもっと自信をもって対局してたような印象がある、同じ藤井竜王相手でも。勇気さん、身の程をだんだん知るようになってきた、ということなのかもしれない。大人になってきているということなのかもしれない(笑)。となると、なおさら強くなってきてるということだ。ああ恐ろしい恐ろしい。
一方、藤井竜王の特徴が今日の対局を見ていて分かったわ。中盤以降は、たぶん終局まで読んじゃうんだわ(笑)。相手が詰むまで何通りか読んで、その中から最も確実な筋を選んで指していって。相手がこちらの思ってるのと違う手を指したら、再度相手が詰むまで何通りか読んで、その中からベストな手順を指していく。これを延々繰り返してるんだわ、きっと。だから時間がかかるんだよ。伊藤匠叡王は藤井の読み筋を外すのが上手いということなんだと思う。藤井聡太って、おそらく先々まで読み通せなくなると人並み以上に悲観してしまうんだよ。終局まで読み通せなくても「現時点で最善と思われる手」を指していけばいいだけのことなのにね。将棋ってそういうものでしょ。違うかなあ。←きっと違います
朝食:

納豆にネギが多すぎるように見えますが・・・

よく混ぜれば、ほら大丈夫。

こわくない、こわくない。
晩飯(笑):
