パリ・オリンピックがいよいよ始まったが、こんな分かりにくい開会式はない。東京の方が勝ったなと、シメシメと思っている。

 本日のセットリスト:
 カサンドラ・ウィルソン『トラヴェリング・マイルス』→アラン・トゥーサン『サザン・ナイツ』→スティーリー・ダン『幻想の摩天楼』→同『トゥ・アゲインスト・ネイチャー』→ソニー・ロリンズ『ザ・ソロ・アルバム』


 犬井ヒロシについてのブログを作るはずが全然違うことをやっており、そもそもどうして犬井のブログを作ろうとしたのかさえもう忘れてしまってる有様なのだが(笑)、「エンタの神様」のVを継続して見ていると、だんだん重盛さと美にぶち当たることとなる。

 当時まだ無名だったはずで、私にとって面白い・面白くない以前に、はっきり言って見るのは時間のムダであった。
 今見ても特に面白くもないけど、今でも彼女が生き残っていることを考えると、この売り出し方は大成功だったということになる。(この論法は間違ってるだろうか?)

 内容について、批判も積極的な肯定もするつもりはないが、これは世にもまれな芸である。いや、芸ですらない。練習して会得できるものではない。口の動きの偶然性に任せてるだけだ。(それとも練習して会得してるのかな??)

 今ほかの人がこんなことやったら、単に ‶あざとい “と批判されるだけだろう。寛容な時代だったと捉えるべきか無鉄砲な試みだったと捉えるべきか・・・。

 いや違う。当時からあり得なかった。これは超人の為せる技なのだ。
 人前でこんなことは通常できない。やりたい、できる、と思っても、その通りできるはずなどない。(だからこそ成立すると考えるべきか??)
 しかもテレビである。あまつさえ「エンタの神様」である。普通ムリ。これは人を超えた技なのだ。

 Wikipediaによると、重盛さと美は「エンタ」にどうやら5回出演している。
 確認してみたら5回分すべてVがあったので、ちょこっと懐かしんでみたいと思います。



 2008年11月8日放送「エンタの神様」より



 2009年1月31日放送「エンタの神様」より



 2009年3月14日放送「エンタの神様」より



 2009年5月2日放送「エンタの神様」より



 2009年5月30日放送「エンタの神様」より


 この一番最後の演技ともなると本人にもう余裕が生まれており、スリリングさに欠けてしまってる。スリリングさが命の芸だ。したがって長続きはしない。
 が、5回も出たのだ。もう中学生でさえ4回だったと思う(笑)。

 彼女が出演した各種TV番組やグラビアらしきもの等により、後になって当人の人となりを知ると合点はゆくが、何の予備知識もない人間がいきなりこれを見せつけられたのである。なんじゃこりゃだ。どんな展開になるのやら、すぐ消えてしまうのかなと思ってたが、どっこい生きている。多才な人物であり、カミ芸も「才能」の一つであったのだと後になって思うこととなるのであった。
 正直、たまに彼女の名前を見かけると、あの重盛さと美か!!と私も感慨に浸ったりする。
 でも、よーく考えてみりゃそれほど歳月は経ってないのな。まだまだこれからなのね。ガーン!(詠嘆)


 朝食:


 晩飯(笑):

 弁当シリーズ