昨日、ブックオフへ寄って『がきデカ』や『スーパーくいしん坊』等のコンビニコミックなど、いろいろ買ったのだが、イースト・プレスの‶まんがで読破″シリーズ『吾輩は猫である』と目が合ってしまい、このシリーズのものはけっこう買ってるので、果たして既に所持してるのかどうか分からなかったのだけど(笑)、ペラペラめくってみたらたぶん読んだことがなさそうだったので、そいつも購入したのであった。
自部屋の書棚を確認したところ、今回が初購入のようだった。お金を無駄にせずに済んだ。
んで、実際に読んでみると(まだ全部は読んでないが)、なかなか良い。私は『猫』の漫画版というと、ホーム社のMANGA BUNKOシリーズのものを読んでいて、かなり好印象だったので何度か繰り返し読んだほどなのだが、‶まんがで読破″シリーズもそれに勝るとも劣らない出来である。
MANGA BUNKOシリーズの方は、漫画が小鳩チロルという人で、その絵がなんとも優しくて、でも明治時代っぽさも感じられて好きなのである。まんがで読破シリーズの方は作画が「バラエティアートワークス」という名義となっており、当該シリーズらしい少しゴツゴツした感じの絵面。これはこれで漱石っぽい感じがするから不思議なものだ。
なにしろ原作を読破するには体力が要るから(むかーし一度、読んだことはあるんだよね。ただ、うわの空で読んでしまった。)『猫』を読みたいと思ったら、これらのコミック版でひとまずいいかなーとか思ったり。
それで、試しにと新潮文庫で原作をちらっと読み始めてみたら、案の定「教師というものは実に楽なものだ。人間と生れたら教師となるに限る。」の辺りで飽きてしまった。4ページ目ぐらいである(笑)。
いつかはまた原作に挑むとして、まずはコミック版2種を比べながら、覚えるまで読み潰すことからにしよう。たぶんそれからでも漱石は面白いはずだ。『坊ちゃん』とかも。
そんなことより明日は叡王戦第2局!
朝食:
納豆に少しネギが多いようですが・・・
いや、我が家にしては少ない方だった。
晩飯(笑):