8月最初の土曜日、ということは今日が夏休みのピークである。
もとい、「夏の」ピークだね。
いつものように未明に起床し、朝の散歩だ。
今朝も完璧な、夏の日の出だねえ。ホレボレする。
ワンパターンですまぬが、早朝の海水浴場。
同じ場所の11:00頃の様子。何かの抽選会みたいなのをやっていた。
今日こそが真夏の盛りである。
私は急いで半ズボンを穿いて、『僕とロボコ』⑭巻を買いに書店へ向かうのであった。
発売日は昨日だったので、昨日買いに行ってもよかったのだが、平日に失業者風情が『僕とロボコ』の最新巻をわざわざ発売日に買いに行って、店の人に変な人だなと思われるもシャクなので、1日空けた次第である。土曜日ならば、不審がられることも少ないであろう。
ところが、コミックス売り場に行って⑭巻を探したが、見つからない。平積みされてるはずだが置いてないなんてことはないので、新刊コーナーをくまなく、それこそ1冊1冊見て回ったが、ないぞ。
何か思い違いをしてるのではないかとまで思った。別テーブルでは、相も変わらず『鬼滅』や『呪術廻船』等が各巻平積みされている。『呪術廻船』はともかく、もうキメツはねーだろ、とか思ったりしたが、それどころではない。
私は店の人に、すみません僕とロボコありませんか、と尋ねなければならない必要性まで感じたが、明らかに作品の対象年齢から外れており、一方的に不利であった。
ないはずはない。おかしいなと冷静になり、そもそも⑭巻はどんな表紙なのだ、とその場でスマホで調べた。全体的に赤らっぽい、例によって何かのパロディなのか、ロボコが何か攻撃を仕掛けようとしてる図柄だ。!!!作品のタイトル、僕とロボコ、が目立たないぞ。
私は画面に⑭巻の表紙を表示したままのスマホを左手に、改めて『ロボコ』最新刊を探した。
あった。あったぞ。平積みされてたのに気づかなかった。作品のタイトルが明確に表示されてなかったから気づかなかったのだ。会いたかったぞ、ロボコ!
通常であれば、これだけ買うのは恥ずかしいので、何かほかの漫画も買おうかと思ったりするところなのだが、ここまで相当なエネルギーを費やしたので一時でも早く会計を済ませようと、そのままレジへ持って行った。
レジの若い女の人は、キャンペーンなのでどれかお好きなステッカーを選べ、と見本を広げた。僕とロボコはないんですか、と訊ける勇気は持ち合わせていなかった。じゃあワンピースで、と私は左上を指さした。SPY×FAMILYにしとけばよかったと後から思ったのであった。【実話】
帰宅して、改めて『僕とロボコ』①~⑬の表紙を見て初めて気づいたが、明確に作品名が表示されてるのって⑦巻辺りまでなのな。それ以降は何の漫画なのかそもそも分かりづらい。売る気あるんかーい!おいらみたいな情弱のロボコファンもおるんやど!探せなかったやないか!!【実話】
で、問題は中身。私なりに慈しみながら読みました。
いろいろ感じ入るところはあり、いろいろ言い様はあるのだが。なんつーか、とにかく夏かしい感じがしたね。
我々も小学生の頃、土曜日の一斉下校で一旦家に帰った後、近所の店で漫画雑誌を買って、それで週末は楽しんでたんだよね。それと同じ感覚が宿ってるよなあ、って思った。
具体的に作品でいうとこの感じはなんだろう、マカロニほうれん荘でもないし、すすめパイレーツでもないし。あ、そうだ、シェイプアップ乱かもしれない、と思った。この、突拍子もないギャグで何とも言えない妙ちくりんなんだけどあったかくて希望に満ちてる感覚。小学生なんかじゃなく、もう高校生だったけど。←歳がバレるぞ
鳥の巣立ちが近づいてくると、近所の仲間が集まって大騒ぎです。
こうやって飛ぶんだよ、とお手本を見せてるということだと思うだけど、違うのかなあ。
実際の巣の中の人たちは戸惑ってるようです(笑)。
騒いでいるのは、うちのバーサマ(笑)。