何度も同じこと、あるいは似たようなことを書くが、仕事を退職した身でありながらも日曜日の夕方は憂鬱になる(笑)。まあ、就労してた頃のどんよりとした憂鬱ではなく、言わば軽いメランコリーだからよいのであるが。前者がヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ第4番の前奏曲だとすれば、後者はブラームスのピアノ四重奏曲第1番の第2楽章、みたいな。(だが、ブラジル風バッハ第4番の前奏曲は、絶望の淵にも微かな光が差している。絶望由来の清明さがある。これは自己憐憫ではない。リアルな希望である。)
 今日あたりは、しかし、その憂鬱さの度合いがいつもより大きく、自分でも何故なのか最初のうち分からなかったのだが、少したってから気がついた。菊花賞を見たせいである(笑)。
 日曜日の夕方に憂鬱になるのは競馬中継がちょうど終わるからなのだ。就労してた頃もそうだった。仕事のストレスを競馬で発散させようとして、かえってストレスが増す。ストレスの拡大再生産を毎週繰り返してた時期があった。馬券を買わなくとも、その名残が体に染みついているのである。買ったつもり勝負でも、今日もやっぱり負け。そうか、今月から秋のGⅠシリーズが始まった。仕事を辞めて初めてとなる秋のGⅠシリーズである。それで憂鬱さが増してたのね。非常に納得した。軽いメランコリー。
 思い出に残る菊花賞は、やっぱりナリタブライアン。マヤノトップガン、ダンスインザダーク。あの辺。


 なんつーブログや。日の出、


 朝食:


 晩飯(笑):

投稿者

エヌ氏

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