「1981年の週刊少年サンデー」というブログをちょこらちょこら作っているのであるが、繰り返しになるけど、当時もっと買っていたと思ってたんだが、思ってたほど残っておらず、正直言って少し拍子抜けしてしまってる部分もあるのであるが。
大学時代、私はサンデーをほぼ毎号のように買っていた時期があり、その記憶とごっちゃになってしまっているのかもしれない。
1981年のサンデーは第37号から買い始めているが、そもそも何故この号を購入したかというと、これは明確に記憶しており、その夏、うちの家族としては珍しく家族旅行に行き、帰りの電車の中で読むため駅の売店で買ったのである。「珍しく」というか、ほかに家族旅行なんてものに行った経験はないので、「唯一」である。だからこそよく覚えている。
まあそういう特殊な状況、転地効果?みたいなのもあり、その号の内容はとても素晴らしいものに感じられ、以降も買い続けることになったのである。
当時、少年ジャンプを毎号読んでたけど、その時どうしてサンデーを選んだかというと、その時なりに少し大人っぽい(笑)漫画雑誌を読みたいという気持ちがあったからだと思う。
ぶっちゃけ、ジャンプに飽きちゃっていた、‥と言うと多少語弊がある(笑)。江口寿史の作品や『3年奇面組』、『コブラ』なんかは大好きだった。
でも、人気の中心だった『Dr.スランプ』を筆頭に、全体的に低年齢化してしまってたような感じがしちゃってたんだよね。小学生向けの雑誌になっちゃったような。。
当時のラインナップを見てみると決してそんなこともないのであるが、とにかく『Dr.スランプ』と、あと『キン肉マン』が強力だったのだ。あと、『こち亀』も、当時は私は児童向けの漫画だと思っていたし。。
相対的にサンデーは、雑誌全体から漂う雰囲気が子ども向けではなかった。と感じていた。
ラインナップをよーく見ると、よく分かんないんだよね。ちょうど『タッチ』が始まった時期だったけど、『タッチ』はそんなに好きではなく(笑)、仲間内では『ダッシュ勝平』が人気で、ちょうど卓球編に入った頃で、面白さは加速していってたように思う。でも、ひっそりと一番好きだったのは細野不二彦『どっきりドクター』で、『うる星やつら』は個々のギャグは良かったけど作品世界全体は私の好みではなく、みたいな。
ただ、もうジャンプよりもサンデーの方がいーなーと思っていた。
だが、この時期の少年サンデーの個性を際立たせてたのは、やはり雁屋哲/池上遼一『男大空』だったと思う。コミックスで揃えて読んだのはだいぶ後のこととなるが、世界観がやっぱ独特だよね。これぞサンデーという感じ。はっきり言って『男組』より好きです。
それで、コミックスの最終巻、第⑮巻は発行部数が少なく貴重だという情報が確かあったと思うのだが、そんなわけで、私は古本屋で第⑮巻を見つけると必ず買うようにしてたのだ。
第⑮巻だけ何冊もある馬鹿一直線なコレクション
ところが、今ネットとかで調べても、第⑮巻が希少だというハナシは全くなく、おそらく私が何か別なものとカン違いしてたようである。(この続きは、またいつか‥)
日の出が待ちきれん。
朝食:
晩飯(笑):