酒税法改正で今日から第3のビールが高くなり、本当のビールは安くなるということで、このことを今後の生活にどう反映させるべきか考えた。私はこの機会に第3のビールから本当のビールに回帰しようかと思っている。
なぜかというと、私はグラスにちょこっと酒が残ってしまい少し時間が経ってから飲み干す、なーんてことが生じることがあるのだが、グラスに注いで少し時間が経過してしまった第3のビールは、いかにもリキュールな感じがするからである。グラスに注いでひゃっこいうちにすぐ飲めばそんなに違わないかもしれないが、様々な理由によりちょこっと温くなってしまうことがあるのである。ビール系飲料はぬるくなってからが勝負なのだ。
このため、今回の酒税法改正をむしろ好機と捉え、なるべく本当のビールの方を買おうかと思うのである。
実際に値段が変わってるのかどうか、行きつけのスーパーマーケットへ確認しに行ってみた。お昼過ぎであったが常時混んでいるスーパーで、缶ビール売り場に佇んでいると、果たして夫婦連れが現れ、「安くなってるー」などと聞こえよがしに言いながらスーパードライの350㎖6缶パックを買っていった。妙に芝居がかっていて、宣伝のため店に雇われた人だったのかもしれない。
次に問題となるのは銘柄であり、本来であればビール純粋令に沿った銘柄を選びたいところである。『美味しんぼ』の「五十年目の味覚」(前編・後編)というエピソードの中でも、純粋令至上主義的な描かれ方をされている。その漫画の中ではエビスビールが推奨されているのだが、やっぱエビスビールは高い。しかも私は失業者だ。
どーすっかなーと腕組みして考えた末、私もスーパードライの350㎖6缶パックを買ったのであった。悩ましいね。
朝飯:
晩飯(笑):